| 『生きとし生けるもの』キャラクター紹介 『生きとし生けるもの』とは、やまなし製作のWEB漫画です(漫画のページはこちら)。 世界は「生きているもの」一つで構成されている―――― キャラクター紹介。ネタバレ全開なので、漫画を読んでからの方が楽しめるんじゃないかと思います。 |
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アムエラ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「マジで…空飛ぶ生物とは分かちあえる気がしねえ…」 15歳 149cm 趣味:タメ息 特技:鍵開け・縄抜け・壁登り 【ライナーノーツ】 自分が漫画だったりブログだったりTwitterだったりで描いている&書いている最大のテーマは“命”なので、いつか描いてみたかった「“命”を救うキャラクター」でした。殺すでもなく、戦うでもなく、ただ救うだけのキャラクター。人も魔物も敵も味方も関係なく、二項対立を超越した存在―――ということで、描き手自身がちょっと彼女に敬意を払い過ぎたところはありますね。もっと泥臭い部分も見せてあげれば良かったです。 彼女とユナの物語は全く別個に考えていて―――彼女らの生い立ちから旅立ちから出会いから、“どう人生を締めくくるのか”までが自分の中では決まっていて。そのままお蔵入りしていたんですけど(笑)。今回ドラゴンと人間との争いを描くということで、彼女らに登場してもらって、その結果として描き手の自分と読み手の皆さんとの間にギャップが生まれてしまったところはありますね。 ちょっと彼女らに申し訳ないと思う気持ちもあるので、いつかリベンジする作品が描けたらなぁって思います。 【キャラクター設定画】 ![]() ![]() …第1案。 意外かも知れませんけど、「クライマックスでフードが脱げる」ことが先に決まっていたため、フードを取った状態からデザインしています。 うむ。こう見ると、思いっきり『Re:Survival』の夢姫だな! ![]() ![]() …第2案。 あれ。こっちの方が自分的にはタイプなんだけど……結局、使ったのは第1案なんですよね。なんでだっけ…… ![]() …全身図、試し描き。 この時点ではミニスカートですねぇ。「男のコっぽく見えるんじゃ…」という危惧からミニスカートにしたのですが、「まぁ男のコっぽく見えた方がユナとの組み合わせはイイかな!」とショートパンツになりました。ショートソードはデザインしたけど出番がありませんでしたね…… ![]() …決定案。 ベタ塗ってバランス確認。 ここはデザイン確認なので“絵のウソ”を使っていますが……このマント+ショルダーバックの組み合わせがホント大変でねぇ…… 【裏設定】 RPGの世界では気軽に序盤から使える“回復魔法”ですが。 この『生き生け』の世界には回復魔法・回復魔術と呼ばれるものは存在しません。アムエラが使っている魔術は、「薬草の効果を爆発的に高める」魔術であり、人間や魔物の免疫力・自己回復力が機能していないと意味がないんですね。その魔術も相当高度なものな上、各種の薬草を持ち歩いていて、その知識がないと使いこなせないため、実はこの2人は貴重な人材なんですが…… そんな2人が何のために旅をしているのか、というのはいつか描けたらイイなぁと思います。 ちなみに、アムエラが使った錠開け・宿屋の窓から飛び降りというのにも設定があって、それを使うことで「人も魔物も見かけで判断できない」ことを描こうと思ったのですが……まぁ、「ご都合主義だ」と言われてしまって(笑)。もうちょっと上手いこと見せられたらなぁと反省しています。 ユナ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「んー、アムエラやっぱ優しいね」 15歳 158cm 趣味:善行 特技:薬草調合 【ライナーノーツ】 アムエラが世の中全部を悲観しているコなので、それを正方向に持ってくるポジティブ娘。 そういう意味もあって、このコは素直に“自分の描きたい女のコの要素”を全部突っ込んでみました。 貧乳+ノースリーブ、ミニスカ+オーバーニーソックス、黒髪+ボブカット。 衣裳のデザインも過去に例がないくらい凝りに凝りまくっていて描くの大変でした(笑)。 このコもまだまだ見せていない部分がムチャクチャあるので、いつかリベンジして描きたいですね。 ちなみにあのフリフリ部分とか、オーバーニーソックスとかはアムエラの趣味です。一緒に旅をする替わりに服を選ばせろよ、という(笑)。 【キャラクター設定画】 ![]() ![]() …試行錯誤していますねぇ。 デフォルトショートカットで描いたら「少年」っぽい仕上がりになってしまったので、外ハネさせたりで「少女」っぽく見せようとしたり。 ![]() …全身図、第1案。 そのまま描いた全身図。髪型はまだまだ試行錯誤中。 ちなみにこの段階だと、身長設定が160cmでした。作中で「(街の人々との対比で)子どもっぽい」と見えるように、2cm下がることに。 ![]() …全身図、第2案。 光明が見えた段階。髪の長さは大体こんなカンジで…… あと、今回設定画を押入れから発掘していたら「目、けいおん風」って描いてあって驚いたり(笑)。今ではそれがどういう「目」なのか覚えていないけど、当時は「なるべく可愛く描きたい!」ともがいていたんだなぁと思いました。 ![]() …全身図、決定稿。 「どこかで見たことがある絵だ…」と思った人は黙っていて!!(笑) ベタのバランス、トーンのバランスなんかを見て、個人的には今まで描いたキャラの中ではトップクラスにお気に入りのデザインです。描くのすげー大変でしたけどね。何気に腰のショートソードが面倒だったんだよなぁ。結局、ショートソード抜かなかったし(笑)。 【裏設定】 「オマエも魔術使えるんかい!」というのが、このコの見せ場でした(笑)。 この『生き生け』の世界では、魔力を持っている人間は2割くらい、高い魔力を持っている人間は更にその1割くらいで―――なおかつ精霊と契約した上で訓練を受けていないと魔術は使えません。精霊と魔術は密接な関係にあり、世界を構成する炎・水・大地・大気の四大精霊と契約することによりそれぞれの魔術を使うことが出来るのです。 アムエラは大地の精霊、ユナは炎の精霊と契約しています。ただ、ぶっちゃけユナは大した訓練は受けていないので、才能だけで戦っているようなもの。 とまぁ、こういう設定は「描いている間に見せ方が固まってくる」ところがあるので…… この作品では上手く見せられなかった分、他の作品に活かせたらなぁと思っています。設定を細かく作るってのも良し悪しですね、 ソニックドラゴン一家 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「人と魔物は…もはや別の道を生きている…」 母ドラゴン:約4000歳 ロア&ハウル:2歳 【ライナーノーツ】 あとがきにも書きましたが、この作品のスタートは「巨大なドラゴン」ありきだったので…… 「巨大で圧倒的な力を持っている」側面と、そうではない「親」としてのもう片方の面を持っているキャラとして肉付けされていきました。 あ、ちなみに。父ドラゴンではなく母ドラゴンです。なのでところどころのフォルムが女性っぽいんです。 メインキャラに人間以外のものを描くというのは初めての経験で(あ…死神はいた気がするな)、本当に苦労したんですけど……主人公達(この作品で言うアムエラとユナ)のような「人間」と、そうではない「人間以外」の異質性と、そこから生まれる調和みたいなものは自分自身のテーマでもあったので。良い経験になりました。ドラゴンを出したことは、デザイン含めてあまり評判は良くなかったんですけど……それもまあ反省材料として次に活かしたいですね。 【キャラクター設定画】 ![]() …本番に使ったのとはトーン番号が違う気がする。 ドラゴンはこのデザインになるまで本当に大量の試し描きをして、今回それも発掘したんですけど……あまりに多過ぎてスキャンするのが面倒くさい!ということで、完成形だけを載せることにしました(笑)。ドラゴン描く際に、動物の骨格とか間接とかの本を読んだのですけど、結論として「肩から翼が生えている理屈が説明出来ない」ということになって考えるのを辞めました。 ![]() …こちらも実際とはトーン番号が違いますね。 子どもドラゴンは喋られないので、表情やら仕草やらで感情を描写するチャレンジだったのですが。 その結果として「人間と大差ない造形」と、酷評されたりもして……この辺はどっちの道が正しかったかは微妙な気もしますねぇ。 リーフ一味 <リーフ> <ベリー> <スプラウト> <ティグ>「さっきは巨大な魔物にビビったが…女コドモにゃ容赦しねえ!!」 リーフ:179cm ベリー:163cm スプラウト:189cm ティグ:172cm 【ライナーノーツ】 アムエラ達とは違う、生きるために魔物を狩る「人間らしい人間」代表の4人。 面白いのは、同じ「ここはダメだ!」という批判であっても、この人達の処遇については両極端だったこと。 「コイツらはこんなに悪いヤツらなんだからもっとちゃんと懲らしめなきゃダメだろ!」って人もいれば、「敵役なんだからもっと悪く描かなきゃダメだろ!」って人もいて――――描いている本人としては、この人達は悪くもないし敵役だとも思っていませんでした。というかこの作品は「敵」と「味方」に世界は二分できないよ、って話でしたからね(笑)。それぞれがただ正しいと思ってしたことが、どんどん歪んでいってしまただけという。 なので、彼らは非常に人間くさく描いたつもりですし、別に懲罰を与える必要もないんじゃないかなと自分は思っています。 最後のアムエラとの会話も、実は両者の調和を描いたつもりだったんですけど……まぁ、伝わらなかったのならイミがないということで、もうちょっと分かりやすい描写をするべきだなと反省しました。 【キャラクター設定画】 ![]() ![]() …第1案。 まずは顔のパーツを決めていって、そこから装飾物でデザインを固めていきます。 ![]() ![]() …本編にはほとんど出ていませんでしたけど、結構立派な剣を持っていたんですね(笑)。 ![]() …荷物持ち担当。 でっかいリュックは一度描いてみたかったんで満足。 ![]() …弓矢担当。 見せ場は1ページ目で終了です(笑) ![]() …鎧担当。 ビックリしたことに、本編ではほとんど顔が描かれずに終わっちゃっていたんですね(フラモ避けるとこでチラッと描かれたけど)。 イーホークの人々 ![]() ![]() ![]() 【ライナーノーツ】 今回、“街”を描くということで、そこに住む人々をこれでもかってほど描きました。 このイーホークの街は物も人も出入りの激しい街なんで、住んでいる人だけでなく、冒険者もたくさんいたんですけどね。それをドラゴンは「人間」と一括りにしちゃったけど……というお話。 ちなみに「イーホーク」という名前は、「E-hawk」ということです。 つまり「西鷹」の裏面ってことですね(笑)。 ![]() ![]() …黒くてデカイ盾は、作画を楽にするためという説あり(笑)。 最後に 何だか、このキャラ紹介は「言い訳」ばっかしているページになっちゃった気が(笑)。 でもまぁ……新しいことを始めると「新しい問題」に出会うものですし、今回初めて西洋ファンタジー作品にチャレンジしたことで、本当に多くの失敗をしたけど、その分得たものが多くて。自分としては描いて良かったなと思いますし、自分くらいしか褒める人がいないので、精一杯自分で褒めてあげようと思います(笑)。 この反省を受けた次の作品は……12月に公開するつもりだったのがムリそうなので。来年3月ですかねぇ。 そっちはそっちで新しいことを始めているので、またアレなんですけど(笑)。漫画を描き続ける限り、挑戦は続く.ということで。ではでは。 |
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