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<スタッフ>
原作:小畑友紀 (小学館刊「月刊ベツコミ」連載)
原案協力:山内靖子、高品南、岡崎信治郎 (小学館「月刊ベツコミ」編集部)
企画協力:苅谷直子 (小学館キャラクター事業センター)
監督:大地丙太郎
シリーズ構成:池田眞美子
脚本:池田眞美子、小川みづき、山田由香
チーフディレクター:そ〜とめこういちろう
キャラクターデザイン:白井伸明
美術監督:柴田千佳子
美術:スタジオカノン
色彩設計:西尾梨香
撮影監督:斎藤秋男
撮影:エースクリエイション
編集:松村正宏 (JAY FILM)
音楽:安部純/武藤星児 (ダブルオーツ)
音響監督::たなかかずや
アニメーション制作プロダクション:アートランド
<キャスト>
高橋七美:ささきのぞみ
矢野元晴:矢崎広
竹内匡史:川久保拓司
山本有里:中山恵里奈
水ちん:清水香里
タカちゃん:寺崎裕香
山本奈々:ゆりん |
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| ■ 『僕等がいた』 第1話 |
脚本:小川みづき 絵コンテ:大地丙太郎・そ〜とめこういちろう
演出:そ〜とめこういちろう 作画監督:土屋圭 |
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原作未読。
と言いますか。少女漫画自体に疎かったりするので、少女漫画原作アニメも数えるほどしか観たことがないです。
一番最近のは『ハチクロ』?でも、あれは男女視点が入れ替わっての片想い劇なので、深夜アニメの層に向いているとも言えるかと。その前は・・・『彼氏彼女の事情』?でも、あれも庵野さんですしねぇ・・・アニメヲタク向きのアニメだったという気もします(しかも、途中で脱落した)
というワケで、原作どころか“この手の作品”の感想を書いたことのない僕が書く感想なので、「それは少女漫画アニメじゃ普通ですよ」ってことも書いちゃうこともあると思いますが―――まぁ、お手柔らかにお願いします。
○ 開始5分で試合を決めにかかるイタリア代表のサッカーみたいな冒頭
だから・・・もうちょっと一般的な喩えを使えよ、自分(笑)
原作を知らない僕として「どんな話なのかなぁ」とワクワク7割:不安3割で観始めたところ、緩いアバンタイトルとOPの後からたたみ掛けるスピードに圧倒されました。ヒロインのささきのぞみが喋る喋る・・・・・・1人称の物語のアニメ化というのは、ライトノベルやノベルゲーム原作が多かった春アニメで散々語り尽くされた話題ではありますが。なるほど、考えてみれば少女漫画も主人公のモノローグの多いメディア。変に主人公を客観視するよりも、よっぽど共感できるもんです(恋愛って、第3者から見ると感情移入しにくい事象ですしね)。
で、不安だった声優経験の少ないヒロインは―――想像以上にイイカンジでした。第1話だから淡々と(スピーディに)喋るシーンばかりだってのもあるんでしょうが、声質が絵と非常にマッチしていて、演技力以前にこの声あっての作品だとすら思えるほど。元々、演劇の世界でも、主演は下手でも華さえあればイイ、重要なのは脇役って言われてますしね。
冒頭からのスピーディな展開だけでなく、すっとスローダウンするのが非常に上手い。アバンタイトルで七美と矢野の出会いを描いておいているので、ストーリーラインが脱線したり、「イヤなヤツ」と毒づいたりしても、視聴者としては安心して観れるというのもテクニックですね。
こうした緩急のつけ方や、デフォルメ顔やデフォルメ絵などの漫画的表現などなど・・・ストーリー的にも絵的にも観ていて飽きなくて、第1話としては満点に近い出来だったと思います。この状態を維持できれば、かなり“当たり”のアニメになってくれそう。
また、第1話ではよく分かんなかったですが、公式ブログによるとキャラの私服は原作に忠実にコロコロ変えるそうで―――コレ、絵描きからすると想像を絶する労力なんですよ。漫画はコマ数限られてますし、漫画家一人の脳内で設定を考えちゃえば出来ることなんですが。アニメは秒間何コマという膨大な量の原画を描かなきゃならないので、大勢で描かねばならず、大勢で描くということはちゃんとした設定ができていないとならないということなんで―――原作では服のバリエーションが凄まじい漫画でも、アニメになると使い回しが多いってのがよくあるパターンですからねぇ。ものっそ期待しています。
○ しかし、深夜アニメに少女漫画は受け入れられるのか?
まぁ・・・東京MXテレビでは夕方の枠ではあるんですが。
フジのノイミタナ枠で『ハチクロ』がヒットしたことも、“本来深夜アニメを観ない層に深夜アニメを観させる工夫”のための枠でもあるワケで。元々、(今の)深夜アニメに正統派少女漫画が受け入れられるのかというと疑問が残る点も。基本的には話の作り方も、商品の売り方も違いますからね。
第1話を見て思ったのは、「これ、アニメファンに向けて作るんだったらこうじゃなかったろうな」ということ。
この作品の1話は大半を七美と矢野の話に費やして、他のキャラを活かすつもりが最初からないんですよね。(それが間違いだとは思いませんけど)とにかくキャラクター付けをして、商品価値を高めて、ファンの購買意欲を刺激していこうっていうヲタク向けアニメとは違くて・・・・・・普通の深夜アニメ第1話だったら、もうちょっと山本さんか竹内くんをキャラとして前面に押し出してくるかなあと。その結果、七美が山本さんを擁護した理由もイマイチ分からないというマイナス点も出てしまいましたし。
とまぁ・・・商品展開として収益を考えると、大丈夫かなーという要らぬ心配もしちゃうんですが。個人的には第1話のストーリーには文句なし、一寸のムダも感じませんでした。
僕は女子高生になったことがないので、女のコ同士で好きな男のコを共有(?)するキモチがちょっと分からなかったりもするんですが。それについていけない七美のキモチや、ストーリーにおける緩急の“緩”の部分でふと「あれ・・・高校って思ったより楽しくないかも」と思っちゃうトコなんかは非常にシンパシー感じちゃいますし、そんなトコからすっと恋愛が始まるというのも凄く納得できます。
また、七美が可愛いんだ貧乳が。コロコロ変わる表情なんかも見てて楽しいですし。
というワケで、第1話はとても面白かったです。1クールだったらこのクオリティのまま引っ張ってってくれそうなんですが・・・確か、2クールなんですよねぇ。2クールだと途中で何かアクセントがないと飽きがきてしまうと思うので、そこだけは心配です。とにかく、夏にも楽しみなアニメが出てきてくれたのは嬉しい限りです。
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| ■ 『僕等がいた』 第2話 |
脚本:山田由香 絵コンテ:大地丙太郎・そ〜とめこういちろう
演出: よこた和 作画監督:荒尾英幸 |
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う・・・思ったよりもガンガン話が進んでいきますね。
もうちょっとゆったりした展開を期待していただけに、急かされているようで“間”を感じとれなかったのが残念ではあります。アニメの構成だけを考えれば山本姉について掘り下げるのは後回しにした方が、七美→矢野のキモチを描く回としてブレずに済んだんじゃないかなぁと思っちゃいます。第1話がカンペキだっただけにね。
ただまぁ・・・ストーリー自体が面白くないワケでは決してなく、終わってみれば「おーなるほど2話だ」と思えるほどアニメの第2話としての役割をしていたとも思います。2話で既に夏服ということで、このテンポで2クールとはどういうことなんだという不安もあることはあるんですが・・・とりあえず序盤は問題なく楽しめそうな様子。壁が来るとしたら5〜6話目辺りかな・・・その辺で息切れしたとしても、週刊アニメとしては仕方ないんですけどね。
○ 七美掘り下げ回
第1話は七美視点から矢野を描くことで、七美が矢野に惹かれていく過程を描く回でしたので―――言っちゃえば、1話かけて矢野というキャラを掘り下げたんだと思います。この作品において“七美が矢野を好きになる”というのは最重要な前提なので、矢野というキャラを描いておいて、「なるほど、こういう男だったら好きになるよね」と視聴者に思わせておこうとしたのは妥当なトコだったんじゃないでしょうか(視聴者が矢野に惹かれるかは別問題なんですけどね)
で、第2話は矢野と山本姉のことを聞かされて、矢野を好きなのかそうでないのか七美が揺れる回―――言っちゃえば、七美を掘り下げる1話だったのかも。今週を観て、ようやっと彼女のキャラが掴めてきました。
1話目を観た時は「どうしてこのコはこんなイイコなのかなー」と思っていました。山本さんにも仲良くなろうと接するし、自分の中に出てくる嫌な感情を察して「私、イヤなヤツだ・・・」とか思えるし。キャラとしての背景が全然見えない分、どういう人生をこのコが歩んできたのかコチラには分からず、一つ一つの行動に違和感を覚えてしまったんですよ。
その分、2話を見てなるほど。ファミレスで山本さん(妹)の悪口に反論するようなイイコちゃん気質と、それでいて放課後に卒業アルバムを覗いてしまうような一面が彼女の本性で―――その両方を自分でも分かってるからこそ、垣間見えるコンプレックスということなのかな?
ファミレスで矢野にキレたのも(自分が好きではない)イイコちゃんの部分を見透かされたと考えると、単に“空気読まない人”では済まされない丁寧な心理描写だったのかもと思えてきます。
個人的に―――委員長をやらされるようなイイコちゃんでありながら、矢野のようなカリスマを持たない絶望感というのは凄く分かります。遠いんですよ、イイコちゃんとカリスマって第三者からは並べて比較される対象ですから、絶対に適わないことをこれでもかって見せ付けられる・・・学生時代、ずっとイイコちゃんだった自分には七美のキモチが痛いほど分かります。
そうした七美のキャラを踏まえた上でラストの屋上シーンを考えると、鬱積された自分への劣等感を一気に吐き出すカタルシスがちゃんと描かれていて―――そんな風にコンプレックス塗れな七美にちょっとずつ惹かれている矢野と、そんな矢野に受け止められることでどんどん惹かれていく七美の心情も説得力を伴っていて、あーなるほど第2話としては見事なまでの完成度だと思わされるのです。
観ている瞬間瞬間は、矢野と山本姉の噂が広まっているのを矢野があっさり受け入れたり、告白だったり―――もうちょっと時間かけて描いても良いんじゃないかなーと思ったんですが、終わってみれば2話でココまで七美を掘り下げておけたのは今後への収穫。こうやって地道に下地を作っておけば、ちゃんと化ける作品になるんじゃないでしょうか。
ただ―――幾ら七美がコンプレックス塗れだからって、山本姉を「全然適わない」とか言われてもねぇ。正直、同じような顔にしか思えないですよね・・・七美の方が作画頑張ってるし、髪型コロコロ変えて可愛いし、むしろ圧勝なんじゃね?と思えるほど。
まぁ、ヒロインだからブサイクに描くワケにもいかんのでしょうが、視聴者の美的感覚と作中の美的感覚がズレるのはあんまりいいことじゃないですからね。見た目のコンプレックス話はちょっと共感しづらい・・・
○ 矢野の存在はファンタジーだとは思う
うーん・・・七美が等身大に思える分、矢野は僕の中でちっともリアルに見えてきませんね。
「恋人を亡くしている」というのは前提条件だから良いんですけど、こんな風に男女ともにワイワイガヤガヤ人気があって、彼女じゃない女のコともイチャイチャできる男ってすげーイヤなやつじゃないですかね。少なくとも、同性には人気なさそう。まぁひょっとしたら竹内くん以外の男友達はいないのかも知れませんが・・・
なんだか「理想型!」ってカンジがして、キャラの匂いを感じられない。
そこも含めての竹内くんの「怖いよ・・・いつも笑ってて」という言葉に繋がるという解釈もありますけど。
で、チラッと見えた矢野→山本さん(妹)の感情。
それが好意かはともかく、妹の中に姉の面影を見たとかそういうことかな。メガネ外すと結構似てるじゃん的なオチなんでしょうが、そうなると七美と山本(姉)が似たような顔だったのが足引っ張ってきますね・・・うーん、後一歩のところで足元が不完全な気がするのは、漫画原作アニメだと仕方ないことですよね。アニメオリジナルの場合、ストーリーから逆算してキャラデザする辺りの計算高さがあるから、どうしたって適わない部分は出てきちゃいます。
そうそう。キャラデザと言えば、衣裳デザインは七美のは確かに頑張ってると思います。矢野はテキトーだったけど(笑)
何より、毎日髪型変えてるのが原画さんは大変そうだなーと思ったり。何と呼ぶ髪型か知らんのですが、ちっちゃい三つ編(?)が4つになる髪型が可愛かった!あと、ヘアピンとかの小物もいい感じですね。七美が可愛ければ可愛いほど、作中評価とのギャップが出てきちゃうというジレンマもあるんですが・・・
今のところはかなり好感触。夏アニメの思わぬ伏兵になってくれています。
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| ■ 『僕等がいた』 第3話 |
脚本:池田眞美子 絵コンテ:佐山聖子 演出:村田尚樹 作画監督:川島勝 |
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第3話ですが、未だテンポが落ちませんね。このスピードのまま突っ切るんでしょうか?
夏の演劇練習、夏祭りを経て矢野に会えなかった七美は矢野宅に押しかけ、二人の距離は縮まっていったかに思えたけど。Bパートはまるまる矢野の過去編。これは、七美と距離を縮めたからすんなり過去を忘れられるってことではなく、矢野は過去があるからこそ七美に惹かれていっているということの表れなのかなぁと思いました。
個人的にはテンポ早いの好きなんで面白いんですが、これって2クールも話がもつんですかねぇ。ひょっとして2クールという事前情報が間違ってて、本当は1クールものだったりします?
このままのペースで1クール走り抜けて颯爽と終了したら、これはこれで隠れた名作になると思うんですけどねー。
○ あっという間に現実時間が追い抜かれました。
2週前はまだ4月だったのに・・・今週で夏休みに入られ、7月も終わり、甲子園が行われ、祭りも終わり、花火も上がり、2学期が始まり、肉マン食いてーとか言ってました。早っ。OPの絵とかから「冬まで話が進むのかな?」とボーっと思っていたんですが、これじゃ来週にでも冬が終わってそうです。あ、でも流石に文化祭は尺使ってくるか・・・
もし高校生活3年間ガッツリやる予定ならば、3週で5ヶ月進んだのだから・・・36ヶ月は22週くらい?2クールでピッタシですね。いやまぁ、原作はまだ未完のはずだから高校3年間ガッツリなんてやらないとは思うんですが。どこかでギアを落としてこないと高校が終わっちゃうよという話でした。
そんな風に進み続ける季節の中で、同じように矢野を想い続ける七美たん。“バレてる片想いを5ヶ月を続ける”なんて偉いなぁ、自分には(ストーカー扱いされるから)ムリだなぁなんて思いましたが。野宮(@ハチクロ)曰く「バレてる片想いは楽」だそうなんでバレてるからこそ持続しているのかも知れませんね。現に、矢野は告ってからの方が優しくしてくれましたし。竹内くんも、なんだか協力的でしてたし。
この作品において、どうも僕が男性キャラの魅力を感じ取れなかったのってココに理由があったのかも知れませんね。みんな七美に優しいし、みんな七美を気遣ってくれる、もっとドロドロした部分が見えてこないとなーと思ってました。が、でもそれは七美視点で考えれば当然のことなんですよね。
僕ら(=視聴者)は七美が主人公であることを知ってるし、七美によって矢野が救われていることも知っています。だから、七美の葛藤にイマイチ共感できずに、「こんなに皆に優しくされても満たされないのか」的なことを考えちゃったりもしたのですが。“自分が相手にとって取るに足らない存在なんじゃないのか”なんて片想いをしているなら誰もが持つ感情―――そこを見越して、矢野が救われていることを知っている竹内くん(=最も視聴者に近い第三者ポジション)が、気付かない七美に「それで良いんだよ」と言ってあげるシーンは、やきもきしていた視聴者としては「ようやっと言ってくれた」と安心できたシーンでした。
しかし、この第三者視点の竹内くんもちゃんと本筋に使ってくるんでしょうか?
視聴者と同じ目線のまま終わってしまうのも勿体ないですもんねー。
○ そういや、クラスメイトは七美と矢野のこと気付いてないんでしょうか・・・
教室内で胸借りたり、ファミレスでぶち切れて送ってもらったり、遠足中に一緒に先生呼びに行ったり。傍から見てもフラグ立ちまくりだと思うんですが・・・でも、その割には普通のトーンで「矢野来ないってさー」とか「矢野にとって私らって」とか言ってるんですよね。よほど鈍感なのか、気遣ってるだけなのか・・・
まぁ、ともかく。ちょっとずつですが、七美と距離を縮める矢野―――
距離を縮めたのに、縮めたからこそ山本姉との想い出を夢に見るというワケで過去編だったのですが
山本姉がバカ女だったことに衝撃!!
バカ女というか・・・中の人の素人くさい喋り方も相俟って、不器用だけど一生懸命なコとしてキッチリ描かれていました。もちろんコレは矢野視点だからこういうキャラであって、内心はもっと深いものがあったりしたのでしょう。
しかし、姉貴がこういうキャラならマジメ一辺倒の妹との絡みが見てみたいですね!というワケで、山本さんの過去編もないかなーと期待して萌える始末(笑)
矢野視点ではイマイチ掴みきれなかった彼女。本当に自分を裏切っていたのかも分からず、どっちつかずなままの矢野。「伝言がどうの」という伏線もあるので、山本妹がお姉ちゃんの死について真相を知っているんだと思いますが・・・実際問題、ここの描写が七美−矢野の関係にどう影響するのか分からないので、明らかになるのは来週かも知れないし半年後かも知れないんですよね。うーむ、先が読めない分、観ていて地に脚がつかない印象・・・
それにしても、卒業写真だけ見て神聖化して「適わない」とサジ投げた七美同様、僕としてもキッチリとした完璧なお姉さまを想像していた分インパクトが大きいですね。きっと、この辺も計算して構成していたんでしょうけど・・・それならもっと引っ張っても良かったんじゃとも思います。
この作品、一つ一つの描写は素晴らしいんですけど、それらの“タメ”が短い分カタルシスも抑え目なのが勿体ないです。まぁ、でも少女漫画って長い“タメ”を張るイメージはないですもんね。『ワンピース』のように平気で2年、3年も“タメ”てくるのもどうかと思いますし。
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| ■ 『僕等がいた』 第4話 |
脚本:小川みづき 絵コンテ:大地丙太郎 演出:下田久人 作画監督:小関雅 |
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文化祭に合わせて、七美と矢野がくっつく話だったのでペース的にはようやく落ち着きました。
4話でくっついたということは、2クールものなら残り20話くらい、1クールものでも残り10話弱、“くっ付いた後の話”を描くことになるんですが・・・・・くっ付く前に矢野の過去をキッチリ描いてしまった分、そんなに長い尺をもたす話題があるのかという不安もあります。残ってる伏線は山本妹くらいなので、新キャラを出して引っ掻き回したりするんでしょうか・・・まぁ、元々矢野は自由奔放なヤツなんで、七美が矢野に振り回されているだけでも面白そうではあるんですが。
○ “タメ”→カタルシスの上手さ
先週の感想で“タメ”が短すぎるんだよなーとぼやいた矢先、今週はキッチリと“タメ”て、また七美に告白する矢野の気持ちも(ある程度)納得いくように描いてくれていて。ホント、僕の感想はアテにならないなぁとつくづく思いました(笑)
七美の回想見てようやく気付いたんですが、先週のハッピのシーンで矢野は七美のこと「七ちゃん」って呼んでるんですよね。いつもは「高橋」なのに・・・あの時点で矢野の心は七美に傾いていたのは確かなんだけど、奈々のことを夢に見て思い出して、七美に奈々を重ねて見てしまうのも怖くて距離を置いたということなのかな。
なら、一緒に肉まん食いに行くラストじゃなくて、別々に帰るとかさせて“二人の距離が開く”ことを先週段階で示しておけば良かったんじゃ・・・とは思います。いきなり今週になって「肉まんを食べに行った日から距離が・・・」とか言われても、しっくりきませんもの。
ただ、その開いた距離の描写には舌を巻きましたよ。
文化祭の準備に関して、矢野を庇う七美に矢野の方から「やめてくれ」の言葉。竹内くんとの会話に彼の真意があるのなら(竹内くんいわく「矢野は本心を出さない」そうなんですけどね)、七美に惹かれていくのがイヤだから必死に距離を置こうとしているんじゃないかと思われます。
だから、七美はその後ずっと自重して見守ることにしてたんですが、本番直前スッとセリフが飛んでしまった矢野に七美がようやっと声をかけ―――矢野もそれに応え・・・るかと思ったら、普通にセリフ飛んだまま演劇やりやがった(笑) うーん・・・この辺りのグダグダ感は、文化祭の出し物と考えれば妙にリアル。
普通に考えれば、演劇をキッチリ成功させて視聴者にカタルシスを感じさせるのがセオリーだと思うんですが。ここはあくまで矢野→七美の心情を第一に描いている回なので、最後のハイライトに矢野から七美への告白でカタルシスを感じさせるため、演劇シーンはグダグダでギャグちっくに描いたんじゃないかと思います。
結局、何も問題は解決してないんじゃ?とも思うんですが。矢野が七美に告白するまでの過程はキッチリ描かれていたと思うので、ここから先、七美が自分の中で神聖化しすぎた奈々をどう乗り越えていくのか次第ですね。くっ付いた途端に七美がうざい女にならないことを祈るばかりです。
しかし・・・「あれ?あんな人ごみの中でチューするの?」と焦ったんですが、チューの時点では周囲に人がいませんでした。状況から考えると、“二人の世界には他人なんか存在しないのだよ”なのか、指輪を直す時にこっそりと抜け出したかのどっちかで、多分後者だと思ったんですが・・・・見返してみると、花火をやるからと他の皆が移動してったっぽい。
うーん。分かりづらい。これだけ公然とイチャイチャしてるのに、どうして他のキャラは二人の関係に気付かないんでしょう。
○ 他のキャラなんて脇役です!偉い人にはそれが分からんのです
一応、山本さんや竹内くんには伏線が張られているので・・・二人がくっ付く前は二人に焦点をあて、くっ付いた後に掘り下げていくつもりなのかな?
流石に、メインキャラ二人だけじゃ話もちませんしね。
「矢野は山本さんにだけは、はぐらかして答えない」―――これは先週の過去編で、何故か妹の出番がなかったことに関係しているっぽい。案外、妹が矢野のこと好きだったというのも遠い線じゃないのかも。逆に矢野が妹のことを好きだったのかの、どっちかとか。今のところ、丁寧に張って残っている伏線はコレくらい?
でも、僕的には、コレを話していた水ちんかタカちゃんのどっちか(どっち?)の方が印象に残りました。
別に本気でそう思ってるワケじゃなくても、他人への悪口で盛り上がることはよくあることで。それに本気で「私はそうは思わないよ」と言う七美の方が、どちらかと言ったら大人げないですよね。気持ちは分かるけど、そこは別に会話に乗らずにボーっとしてればいいじゃん。それが大人なやり方というものです。
だけど、水ちんかタカちゃんのどっちかは、そんな彼女に「七美ウゼー」と思うワケでもなく。「うん、私は山本さん好きじゃないけど、山本さんはそういう人じゃないよね。でも、私が言いたいのは・・・」と譲歩した上で、自分の意見を言うディベート上手(笑)な一面を見せてくれました。彼女が一番の大人でしたね。この辺、第2話のファミレスの件が繋がってるのかな?
竹内くんは、矢野の口から“竹内→七美”を仄めかすセリフが・・・矢野は全く考えてない発言だったかもですが、こういうセリフが出るということは、竹内くんにはそういう浮いた話がないということなのかと。浮いた話が現時点ではないということは、今後浮いた話が出てくる・・・・・かどうかは、自分の人生を振り返ってみたらそうでもないことが分かるんですが(笑)。セオリーとしては、彼にスポットライト当ててくる時が来るのかと思っています。
うむうむ。徐々に感想書きづらくはなっていますが、安定して楽しませてもらっています。
安定しているということは、逆に言うと爆発力に欠けるということでもあるんですが・・・
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| ■ 『僕等がいた』 第5話 |
脚本:山田由香 絵コンテ・演出・作画監督:今泉賢一 |
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カップル成立1週目。大方の予想を裏切らず、二人がくっ付いたことで多少のパワーダウンはあったかなぁと。
Aパートの頃は多少七美がウザい女っぽくなってましたが、その後はいつものトーンに戻ってバカップルっぷりと、七美の童貞思考っぷりを発揮。まぁ、1〜2話の頃の技術に比べると物足りなく感じてしまうんですが、これはこれで観てて退屈はしないというのも確か。話数から考えてこのままダラダラと終わるとも思えないので、どこでギアを変えてくるのかに期待します。
○ 両想いって、描く方はイイもんじゃない
いや別にモテない僕がひがんでるというワケじゃないと思うんですが、先週はキチッと上手くハマっていた“タメ”が今週はかなり雑だったような・・・
視聴者的には「裏切られたまま死なれた」矢野の孤独はとっくに知っている情報でしたが、七美はそれを知りませんでした。矢野が過去の夢を見ている間、七美は平和そうに矢野の寝顔を眺めていただけですもんね。いつもノラリクラリ避ける矢野から、七美がそうした孤独を感じ取って受け止めるというシーンは相当に重要なもののはずで―――番宣にこのセリフが使われていたことから考えても、しっかりと描かれるべきなシーンだったんじゃないのかと思うのです。
喩えば先週は、矢野が七美に告白する前に二人の距離が空くという“タメ”がありました。“タメ”があって、「もうダメなんだろうな」と七美が思って、「アイツと一緒にはいられない」と矢野が言っていたからこそ、最後の告白シーンが活きてきたということなのです。
でも、今週はずっとバカップルっぷりを延々と描写しておいて、矢野も優しくて、七美は真っ赤になりながら幸せそうにしていて。そんな中に七美が矢野を抱きしめるシーンが描かれたとしても、その延長線上のように感じられてしまい、重要性なんて伝わってきません。伝えたいところは敢えて異質なように見せて浮かび上がらせなければならないのは、人に観せる/読ませるものの鉄則事項だと僕は思います。
もちろん、すれ違ったり本音を言えなかったりな片想い中と違い、恋人同士の関係に“タメ”を張るのは難しくはあると思うんですよ。どちらかが悪いように思わせるとか、二人の関係を掻き乱す第三者が出てくるとかすれば良いんですけど、そうすると物語中に憎まれ役を出さなきゃならない・・・作り手はなるべく“読者(視聴者)から嫌われるだけのキャラ”は作りたくないから、それはイヤだなーと躊躇する・・・と。ここまではキモチは分かります。
でも、それならもっと七美の心理描写に焦点あてれば良かったんじゃないかなぁ。せっかくトイレで陰口叩かれて、珍しく七美もヘコんでいたんですから。コメディタッチでギャグに落とすんじゃなくて、本気で「自分はつり合わないんじゃないか・・・」と一人葛藤させるとかすれば、最後に七美が矢野を抱きしめる意味も二倍・三倍になったろうに―――と思ってしまいます。やり方は幾らでもあったのに、それらを放棄しちゃったのは勿体なかったかなぁと。
あと・・・これは多分に来週以降で提示されるんでしょうけど、お話としてこの作品がどこに向かっているのか分からないのはなかなか安心できません。いや、「恋愛にゴールはない」といった話をしたいのではなくて。先週までの七美の思考は「矢野に会いたい」とか「矢野と付き合いたい」だったワケです。それが実現されちゃった今、燃え尽き症候群のように・・・作品としての鮮度・魅力がなかなか分かりにくくなっちゃったかと。
つくづく・・・・・片想い劇、もしくは最初から付き合っているタイプの恋愛劇の方が描きやすいんだなーと思いました。
○ 水ちんが髪短い方ね
水ちんの逆襲!
そりゃ、往来でチューなんかしてたら皆にバレるよね・・・バレた後、しっかりと「抜け駆けだ!」とか「アンタはいつ好きになったの!」と怒ってくれたのは視聴者にとってありがたかった。本当に水ちんの言う通り、友達に秘密にし続けていた七美は酷いと思うし、それを受けて周りがどう思っているのかをしっかり描いているのは好印象です。
水ちん以外も、トイレで陰口叩かれた後のタカちゃんのフォローとかも描かれてよかった。
個人的には、このコらが一番好きだなー。
竹内くんは二人がくっ付いたことを祝いつつ、二人の様子から「既視感・・・」と、奈々さんと矢野のかつての姿を思い出します。僕は二人の間に竹内くんが直接関わってくるのかと思ってましたが、それよりも奈々と七美を対比させる役割なのかもですね。
ここでのセリフがこれからを暗示するのならば、奈々同様に七美も「矢野を裏切る(ととられるような行動をとる)かどうか」の決断を迫られるという展開っぽいんですが・・・そうしたドロドロした状況までキャラを追い詰める覚悟が作り手側にあるかは微妙・・・
山本さん(妹)は矢野とすれ違い、七美の「泣いてるコもいるんだよね」のセリフと被せることで彼女の気持ちを代弁してるようですが・・・山本さんの本意がどうであれ、この人の存在が矢野と七美の関係を揺れ動かしていくのでしょう。第1話からここの描写はヤケに丁寧で思わせぶりでしたから、今後に期待しています。
というワケで、単に二人がイチャイチャしてるだけじゃなく、二人がくっ付いたことを周囲がどう受け止めているのかをキッチリ描いて次週へ。ホント技術点は高いと思うんですよ・・・だからこそ、ちょっとしたところに?マークが出てしまうのが勿体ないです。
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| ■ 『僕等がいた』 第6話 |
脚本:池田眞美子 絵コンテ:宮下新平 演出:中川聡 作画監督:飯野利明 |
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な・・・・七美、ウザー!!
まぁ、多分に幸せでない人は幸せな人を僻むものですから、七美をウザイと感じるのは僕の心のキャパが狭いだけなのかも知れませんが。この作品への期待はともかく、二人がくっついて以後は七美の好感度がガタ落ちだなぁ・・・「やだねぇ、こういう自分がラブラブな人達は」の台詞の通り、スタッフも今は七美を「ウザイヤツ」と受け止めさせるつもりなんでしょうし、僕がウザがっているのも狙い通りなんでしょうが。うーん・・・
「なんで彼女作らないの?」
「○○くん、モテるのに」
「じゃあ好きな人いないの?」
これ全部・・・“彼女いない男に女のコが言ってはならない言葉”ランキングで10位内に入る台詞です。
ブチギレて「てめえ!俺がモテてるというのならば、俺のこと好きな女を今すぐ連れてこいや!ボケエ!!」と言いたいところですが、そんな押しが出来ないからこそ彼女が出来ない僕らは、「いやいや、俺モテないんだよー」とヘラヘラ笑うしかないですからね。もう、七美の台詞は会話の選択肢すら奪うような考えなしな言葉ですよ。
だから、ここでの友達の「いや、こいつホモだから」の台詞はやたらリアルに感じました。竹内くんがホモだって話じゃないですよ?こうやって笑い話にでもして話逸らすしかないほど、七美が追い詰めていたことが分かってきたという意味です。
まぁ・・・竹内くんが彼女作らない理由は「モテない」だけじゃないでしょうし、竹内くんの真意を友達が感じ取っていたのでもないんでしょうけど。ホントね、この感想を読んでる女のコがいたなら、この台詞は絶対に男友達に言っちゃだけですよ。ウザがられるか、「コイツ・・・俺に気があるのか?」と思われるかのどっちかですから。
○ というワケで、竹内くんの話
お姉さんがどういう役になるのか分かりませんが・・・ひょっとしたら、これ限りかもなぁ。
竹内くんって七美にとってずっと“矢野の友達”でしたから、ここで矢野以外に“竹内くんを語るキャラ”を登場させ、そこから竹内くんのキャラを掘り下げるのは面白い描き方だなぁと思いました。指輪の流れで七美の子どもっぽさを竹内姉と対比させて、「大人っぽくてキレイな人が好きなんだろうね」の台詞で、竹内くんが(七美の予想と正反対な)七美を好きだと匂わせています。竹内くんのキモチを、竹内くん抜きで描いているんですよね。これはなかなかテクニカル。(しかも、指輪の流れでクリスマスに向けての伏線まで張れました)
なんだけど・・・その直後に竹内くんと七美の会話を入れちゃ、あんまし意味ないような。まぁ、“読み取る人だけ読み取ってくれ”だとついて来れない人もいるからなんでしょうから、ここらでしっかりと「あ・・・もしかして竹内くんって」と思わせておく意図があったんでしょうね。
この辺は好みの問題で、イイと思う人もいるでしょうし、僕からすると上述のように七美のウザさばかりが気になりました。だって、視聴者としては竹内くんのキモチに気付いているワケですから、好きなコ(しかも彼氏持ち)から「好きな人いないの?」と訊かれる痛みと腹立たしさを味わい・・・あぁ、とにかく七美がウザイなぁと思うわけです。
ということで、竹内くん→七美は確定で良いっぽい。
あとは、矢野がそれに気付いているかってことなんですが・・・今週の様子だと、どっちとも取れそう。文化祭の件で「じゃあ、お前が」と言っていたのも、どっちとも取れますしねぇ。個人的には勘付いているような気がしますが・・・それだと、男友達にしてはウジウジした関係のような気もします。
○ ようやく山本さんが掘り下げられました
水ちんが話していた“矢野が山本さんに甘い理由”が判明・・・
この可能性は高かったはずなのに、何故か予想していませんでした。どっちかの片想いなのかと思いきや、どっちも依存しあっていた関係だった模様。まー、竹内くんも知らないくらいだから、付き合っていたというワケでもないんでしょうが。矢野は奈々に裏切られた傷から山本さんに依存していったみたいなんですが、同じように七美にも惹かれていったワケで・・・この辺の微妙な心境は、どうして二人(矢野と山本さん)がくっ付いていないかが判明されるのを待つしかないのかと。
うーん・・・あくまで僕の勘ですが、矢野が七美を(途中)拒絶した理由の一つに山本さんとのことがあったんじゃないかと思います。山本さんとの一件があったからこそ、依存することを躊躇ったというか・・・だから、事情を知らない(多分)竹内くんは「なんで冷たくするの?」と矢野を責めた。と、考えると合点がいきますし。
矢野と七美が依存し合う中、「矢野がいなくなってしまったら」の台詞で山本さんを映す辺り。こうやって色んなものをあやふやにしたままくっ付いた矢野と七美はいずれ離れてしまうという暗示なのかもと思い、そう考えるならこのバカップルっぷりもまぁ生暖かい目で見守らなければなぁと。まぁ、それでも七美はウザイ女だと思いますけど(笑)
七美が矢野とくっついて以降は好感度ガタ落ちな分、山本さんと矢野の過去話は非常に丁寧で美しい心理描写だったと思います。惜しむべくは、山本さんにとって姉がどういう存在だったかがこのシーンまで描かれていなかったので、マフラーを燃やす意味の重さも分かりにくかったことなんですが・・・「大好きなお姉ちゃんと一緒に使っていたマフラーを身につけて、死んじゃってもいつも一緒だよねと思ってたけど、マフラーを燃やすことでわたし一人で頑張るよ」的な解釈で宜しいでしょうか。まあ、あながち大間違いでもなさそうですけど(笑)
矢野の方はマフラー燃やしても、高校時代までずっと引きずってたり、山本さんを眺めているだけで倒れたり。微妙に依存脱却できていなかったみたいなんで・・・やはり、ここから高校入学までの数ヶ月間に何かがあったということなんでしょうね。
というワケで、描写や演出には楽しませてもらうのだけど、キャラの好き嫌いで言えばヒロインがちょっとキツくなってきたなぁというところです。6話目・・・週刊アニメはいろんな面でこの辺りがキツイので、トンネルを抜けるまでもうちょっと頑張ってみますが。くっ付く前が素晴らしかっただけになー。
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アニメ感想マラソンの結果(参考)により、この作品の感想はここまでです。
ご愛読ありがとうございました。
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