| 『200vs1×1』キャラクター紹介 『200vs1×1』とは、やまなし製作のWEB漫画です(漫画のページはこちら)。 何のために剣を取るのか―――― キャラクター紹介。ネタバレ全開なので、漫画を読んでからの方が楽しめるんじゃないかと思います。 |
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トム=カオカタ(偽名) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「オレだって……オレだって最初はオマエみたいになりたかったよ」 20歳 179cm 趣味:酒に女にギャンブルに 特技:鍵開け・縄抜け・壁登り 【ライナーノーツ】 今回の漫画は「バトル漫画を描こう」というのがスタートラインだったのですが、「バトルは描かなきゃならない」「しかし、理由もなくバトルをさせるのはどうなのか」という葛藤の中から抜擢された主人公です。ルウェルは「理由もなくバトルをする」キャラなので、対比させるために「なるべくバトルを避けて生きている」主人公が必要だったということですね。言ってしまえば、アンチ「バトル漫画」的な主人公。 前作の『生き生け』が感情移入しにくい主人公達になってしまった分、今回はものすごく等身大の主人公を意識しまて。コイツのあーだこーだ理屈をつけて逃げ回っている様や、昔のことをウジウジ言っているところは、作者そっくりなんですよね。そしたらやっぱり「主人公が好きになれない」という意見を頂きまして、そうかどうりでオレは友達がいないんだな!と思いましたな!! 金髪クセっ毛の主人公は『生き生け』と2連荘だったのが自分としては悔しかったんですけど、それ以外のデザインは結構お気に入りです。2連ベルトとか、ポケットやポーチがそこらについている服とか、描くのが面倒くさかったけど画面の中では生きてくれたと思っています。 偽名についての元ネタは……まぁ、分かる人だけ分かって下さい(笑)。 【キャラクター設定画】 ![]() …キャラデザ模索中の第1稿。 試行錯誤の後が酷いですね。この頃は直毛だったのです。「平気で人を騙すやつ」に見えるキャラはどうなのかと頑張ったんですけど、この路線はなかなか上手くいかなかったですね。 ![]() …第2稿。 「ポケット多めの服」を目指してスタートしたのですが、描いている最中に「こりゃねーわ」と頓挫しました。 常に下半身裸のキャラにするつもりではありませんよ(笑)。 ![]() …第3稿+後姿。 ようやく路線が決まった第3稿、この間にルウェルの方の路線を決めたので自動的にコイツも決まりました。 「横に長い口」「鼻の穴が常に見える」「目の下にクマ的なもの」の3つが柱になりましたとさ。 ![]() …全身図、試し描き。 ベタの位置を決めつつ、小物も決めつつ。ここまで進めば後はトントン拍子です。 ![]() …決定案。 ん?なんか今と微妙に違う気もしますね……(笑) 【裏設定】 前作『生き生け』の主人公アムエラと、今作『200vs1×1』の主人公トム(偽名)が同じようにロープワークやら鍵開けを特技としているのは別に御都合主義というワケではなくて―――実は二人の特技の元を辿るとルーツが一緒という裏設定がありました。まー、現実的に今後その話を描くことはなさそうなので明かしちゃいますと、アムエラにこの技を伝授した人が、トム(偽名)の泥棒時代の兄弟弟子に当たるという。 ちなみに、トム(偽名)は戦士として戦おうと村を飛び出して、戦えなくて逃げ出して、拾われた泥棒一味で何とか生き延びるのだけどそこからも逃げ出して、コソ泥をしているところに今回ルウェルに出会うという生い立ちでした。 ![]() ルウェル=エスクベル ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「だとしてもオレは 子ども達を見捨てるワケにはいかないんです」 18歳 168cm 趣味:鍛錬 特技:剣技 【ライナーノーツ】 『サッカー日和』『朝が来る』『モテない4コマ』らが「山倉裕美子を中心とした同一世界の物語」であったので。 同じように同一のファンタジー世界の物語として『生き生け』やその後のファンタジー作品を描く際、中心にいるのは圧倒的な強さを持つ勇者だろうなということでルウェル=エスクベルが生まれました。ルウェル……ルウェル……R-ウェル……まぁ、分かる人だけ分かって下さい(笑)。 そういう理由でどこか突き抜けた存在として「感情移入しにくいように」描いたつもりだったんですが、そんな感情移入できないキャラが活躍しても嬉しくないという批判が結構あってね………作者的には、そんなキャラに活躍されて読者に悶々として欲しかったんですけど、なんで読んでいる人を敢えて不快にさせようと思ったのかという話で(笑)。 まぁでも、「圧倒的に強いキャラ」というのはストーリーを作るのに便利っちゃ便利なので、またどこかでファンタジー作品を描く際にちゃっかり登場するかも知れませんし。もうファンタジーは描かないかも知れません(笑)。 【キャラクター設定画】 ![]() …第1稿。試行錯誤していますねぇ。 黒髪クセっ毛な勇者をしばらく模索してみたのですが、直毛にしたらしっくり来たのでトム(偽名)の方をクセっ毛に変えたという。 結果として、ちょっとテンプレ過ぎたかなーというのが後悔。 ![]() …全身図。 この頃は結構なズングリ体型というか何というか……子ども達との対比で頭身は上げざるを得なかったんです。 そうそう。ここにチラッと書いてありますけど。『200vs1×1』は『生き生け』より6年前の話です。ルウェルとアムエラの年齢差が9歳という設定だったんですね。 ![]() …マントを取った背中の様子。。 ナイフの設定なんかも。この時期「セーラー服が描きたいけど当分現代劇を描くことが出来ないなぁ」という欲求不満からセーラーっぽい服にしてみました、男だけど! ![]() …全身図、決定稿。 腕や脚にベタを配置して動きを見せようという試みです。 【裏設定】 ルウェルを象徴する両手持ちのロングソード……世界の刀剣全集みたいな本をパラパラめくっていて「何これカッコイイ!」と採用したモデルがあったのですが、よくよく考えると真ん中に仕切りがある必要はあったんでしょうか(笑)。 ちなみにトム(偽名)が値切って買わせたナイフにもストーリーがあって、かつての名鍛冶師モルダスの死後にその志を引き継いだ弟子が打ったナイフなので、偽物は偽物だったんですけどルウェルとしては感じるものがあったのです。今回の戦いで剣を失ったルウェル一行は、この後その鍛冶師の弟子に会いに行く―――という流れです。描くことはなさそうですけど。 シキルグラーグ ![]() ![]() ![]() ![]() 「愉快なことを言う人間だ」 年齢不詳 193cm 趣味:武器集め 特技:拠点奪還 【ライナーノーツ】 今回、「人間サイド」と「魔物サイド」という非常に単純な二項対立にしたために“敵の親玉”という分かりやすいポジションになったんですが、この「魔物サイド」の方がちゃんと統率された組織だったんですよね。子ども達にも危害を加えていないとか、結構な紳士ですし。人間が制圧している地域を強襲して拠点にするとか、軍人としても優秀でした。一部の部下が先走って村を襲わなければ………いや、ルウェルに目を付けられた時点で遅かれ早かれ結果は一緒だったか。 ということで、作者としてはこの作品の中で一番愛着のあるキャラがコイツだったりします(笑)。 優位な時は偉そうなことを言っているのに、ピンチになった途端に小者化するところとかもすごく好きでした。 【キャラクター設定画】 ![]() …人間じゃないけど人間っぽいフォルム。 この時点でトム(偽名)とルウェルのデザインが決まっていたので、ある程度は消去法で決まっちゃうところはあります。 ![]() …後ろにぶら下げているサーベルは、「明らかに携帯性悪いだろ!」なぶら下げ方なんですが。 こういう無茶苦茶なのも「魔物だから」と押し通せるファンタジー漫画パネエ。 ![]() …ベタを塗って完成。 マッチョキャラは模索したんだけど、全体の絵柄とのバランスで影をつけ過ぎても違和感あって難しいですね。 村の娘(リディ=フォール) ![]() ![]() 17歳 156cm 趣味:ジャム作り 特技:料理 【ライナーノーツ】 自分の作品の中でも不遇のヒロインだったなぁと思っています。なんせ、名前さえ本編に出ませんでしたし(笑)。 「村社会特有のイヤな閉鎖性」を意識して描きたくて、一見するとありがちな「守ってくださいヒロイン」なんですけど、実際には村ぐるみでこのコをダシに冒険者を戦わせているという……何ともなキャラで。読者には「こんな村のためには戦いたくはないな」と思ってもらうためにも、あまり美人過ぎてもダメだという。 なんか………自己分析すると、自分はこういうポジションの女のコは巨乳にしたがる傾向がありますね。 巨乳の女性に何の恨みが……… 【キャラクター設定画】 ![]() …第1案。 「どうせ人気が出なくても構わないキャラだから」という理由で(酷)、今まで描いてこなかった三つ編みに挑戦してみました。 三色の紐を実際に三つ編みしてみてね、それを見ながら描いてみたりでイイ勉強になりましたよ。 ![]() ![]() …「村の娘」ということで、地味な服に四苦八苦しました。 真ん中のバージョンは都会過ぎるということで没に。 ![]() …ムチムチの脚は嫌いじゃない。 村の子ども達 <ヤニク> <ギー> <コレット> <ジョナ> ヤニク:120cm・7歳 ナタン:108cm・5歳 ギー:118cm・6歳 コレット:130cm・8歳 ジョナ:115cm・6歳 ミミ:100cm・4歳 【ライナーノーツ】 「こんな村のために戦いたくないなぁ」と思わせる村の中で、ただ一つ「救わなきゃならない対象」としての子ども達。 そのためこの子達は純粋に愛らしいカンジを目指して描きました。 この子達を描きながら「やっぱ子どもを描くのは楽しいなぁ」と思ったのが、この後の作品に活かされていくという…… ![]() …子どもは全員服が2パターン必要。 ![]() …ジャンパースカートは描いてて楽しかったなぁ。 幼女チームは、幼女時代の海イズ紗希の焼き直しという気も(笑) ![]() …金髪ロングは描いてて楽しかったなぁ。 最後に 自分としては1年前にも描いた作品なので、本編をアップロードしていた作業の時点では正直アルバムの中の写真を「こんな時期もあったなぁ……」と眺めている気分だったのですが。1枚1枚の設定絵を引っ張り出してくると、この作品をどうやって築いていくのか模索している様が分かりますし。同時に「ここでこう思ってこうしたことってあんまりイミなかったよね」とか「ここの頑張りはちょっと足りなかったかな」と見えてきたものがあります。これを今後の創作活動に活かせるとイイですね。 ブログにも書きましたが、こういう形でのキャラ紹介は今回をラストにするつもりです。 ではでは、みなさん長い間お付き合いありがとうございました。 |
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